きょうもそのひぐらし

今日もあなたに適当な日々を。

1+1は2なのか

常日頃から正しい言葉づかいをできるだけ心がけて生きている。どうしても細かいところが気になる性格なのでそれも関連しているのかもしれないが、正しい言葉づかいをして困ることはないので気にしないでおこう。

ところで、正しい言葉づかいと聞いてあなたは何を思い浮かべるであろうか。ある人は状況に応じて言葉をしっかり使い分けることを思い浮かべるであろうし、またある人は「かtheみ」のような崩れた日本語を使わないことを思い浮かべるであろう。ただ、そのどちらも今回私が書きたいことからは少しずれてしまっているため、ここで「正しい言葉づかい」の定義をしよう。この定義次第ではこの記事内に今まで登場している「正しい言葉づかい」の使い方自体が正しくなくなってしまうので慎重に行わなければならない。

 

今回の記事の中で使用するにあたってこの言葉は「自らが意図している意味と辞書的意味を一致させた上で文法的に正しく単語を使用する」ということとしておく。これは「日本語の規則に沿った言葉づかいを行う」ともいえる。なかなかかたい文章になりそうなので例をあげると、とあるバッティングセンターに注意事項として記載してあった「バッターボックスに1人以上立たないでください」は今回の定義的に正しい言葉づかいができていないということになる。

もちろん状況に応じて正しい敬語は使えるようになりたいとは思っている。まあ言語野の後退みがマリアナ海溝な日本語は一種の言葉遊び的側面を兼ね備えていていとおかしなためこの意味での正しい言葉づかいを積極的に行いたいかというとワンチャン程度であるためなんとも言えないが。

 

 

いちたすいちは?

なぜ、こんな話をしているのかというと、先日家でパソコンを使わないのか?という質問に「全部アプリで済ませている」という回答してしまったのである。アプリ、もといアプリケーションとはスマートフォン上で動くものが全てではない。身近な例を挙げるとするなら、エクセルやワードなんてものもアプリケーションであるため、そもそも質問に対して回答が成立していない。つまるところ先ほどの話は「普段自炊をするのか」との質問に「ご飯は食べてるよ」と回答をするのとあまり変わらなく、とてもアスペ丸出しの回答をしてしまったことになる。

 

とはいえ、一般的にはアプリというとスマートフォン用のアプリを指すことの方が多いのでこの会話はあまり不自然に感じられない人も多そうである。このような、実は違うという事例は意外とある。例えば、なにか当たり前の事象に「1+1が2であるぐらい当たり前」という強調をつけるということがある。あなたはこの発言に関してどうお考えであろうか。

実は、1+1が2であるということがどれぐらい当たり前であるかということに関しては、それぞれの人の認識レベルによるとしか言いようがない。もちろん、義務教育の学校で習う算数や数学ではペアノの公理の上に成り立っていて1+1は必ず2であるので多くの人にとって1+1は2以外の何物でもないのだろう。ただ、ちょっと考えてみてほしい。2進数で育って来た人が存在すればその人にとって1+1は10(いちぜろ)であることが当たり前であるし、+という演算子論理和を表していると捉える人間の中では1+1が1になるほうが当たり前なのである。

 

 

 

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まあ、普通の人間として育ってきた我々には直感的に理解しがたいし、この関連の自分がパッと想像できる世界の外のことがわからなくても特に実害はない。あなたの周りの人間はおそらくあなたと同様にペアノの公理が仮定された学問を勉強した時間が一番長いであろうし、今の世の中パソコンでも様々なアプリが動いていることを認識して日々生きている人間はスマホタブレットのアプリをがっつり利用していて、それらが一般社会において主にアプリと呼ばれていることを認識していることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

じぶんのいろ

人間は、男女で見えているものが違うらしい。下の記事によると、男性は女性に比べて波長の光が短く知覚されるというのだ。また、細かい色の認識においても女性の方が優れているようだ。

www.dailymail.co.uk

 

上の話と関連するのかはわからないが、色というものを人間が普段どれほど認識しながら生活しているかについて手軽にできる面白い実験がある。他の人と一緒にいる時を想定してほしい。まず相手の人に目を瞑ってもらう。そして、今自分が着ている服の色を当ててもらうというものである。

これの結果は、私がこの実験についての話を聞いたカナダの講師の話では、女性の正答率が高く男性の正答率が低いとのことだった。これをされても私はおそらくは答えられないので男性はその通りだろうと素直に受け入れられるのだが、女性の正答率が高いということは意外である。なんにせよ、もしこれが本当なのであれば(順序はわからないが)何気なく見ている色への意識と色の識別能力の高さとは少し関連しているのかもしれない。

 

もしかしたらこれも女性の正答率が高いのかもしれない。ちなみに私は1つしかわからなかった。

 

 

 

じぶんのサウンド

音楽というものはとても難しい、人によって好みがとても分かれる。場合によっては隣の人が好んでいるその曲は自分にとって理解すらし難いこともあるだろう。

私はとても広い音楽の趣味をしている自覚があるのだが、そのうちの1つ、ハードコアテクノについてすこし掘り下げていこうとおもう。ほとんどの人は聞き馴染みがないジャンルではあると思うのだが、物は試しと思って少しお付き合いいただきたい。

 

Flow in da Sky / DJ Shimamura feat. MC Stone

この曲は中でもUKハードコアというジャンルに属する曲。もはや日本のハードコアシーンでは外せない1曲である。歌詞もありとても聴きやすい。

 

Elektrick U-Phoria / DJ Noriken

これもUKハードコアの曲であるが、先ほどと違って歌ものではない。実はハードコアテクノの半分以上の曲は歌がないインスト楽曲となっている。

これは余談なのだが、世の中には歌がない曲が聴けない人がいるらしい。なんでもメロディの楽しみ方がわからないので歌詞がないとどう聴いていいかわからなくなるそうだ。音楽が生活のほとんどを占めている自分にとってはあまりにも衝撃的な話である。

 

さてここからすこしBPMを上げていこうと思う。なお、あなたがどう感じているかはわからないがここまでは一部ジャンルを除いて、標準的な速さである。

Magical Sanctuary / Kobaryo

これはスピードコアというジャンルに属している曲である。まだメロディアスで、思ったより聴きやすいのではないのだろうか。私としてはここまでくるとようやくキックの刻みが心地よい。

SpeedCoreDandy / m1dy

これは同じくスピードコアの曲である。スピードコア界最速との異名を持つm1dyさんの曲だが、もはやメロディすらない。ここではひたすらに刻むキックを感じて欲しい。

 

 dope heads / AKIRADEATHここまでくるともはやクスリでもやってるんじゃないかと思うが、本人の名誉の為に言っておくととても優しい人たちである。

 

さて、これ以上激しくしてもあまり理解されないのでこのへんにしておこう。自分の知らない世界を感じていただけたら幸いである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

ちなみに最後の曲を作っているユニット、AKIRADEATHの神崎部長はアイドル活動もしている。なんでも、テーマはアイドルとハードコアの融合らしい。世界は広い

アイドルSTAR WARS / デスラビッツ

幕の内弁当が苦手な話

ブログの開設

ついにブログなるものを始めてしまった。なぜかと聞かれてもこればっかりは魔が差したとしか言いようがない。まあこれも一種の流行り物でもあるとは思うし流行に乗らずに側から冷笑するのもまた一興ではあると思うけれど、先日のW杯にせよなんにせよ、にわかとしてそこはブームに乗っておくというのもまた一興ではあると思う。

・・・まあ、調子に乗って専門家気取りの発言をして有識者に叩かれることがなければの話であるが。実際すべてにおいて"にわか"でありたいというのは自分の信念の一つでもある。まあこの話について詳しくはまたいつか別の機会にでもするとしよう。

 

ところで、このブログでは一切の他人に影響を与える何かについての発信をするつもりはない。また、書いてある内容は私の頭の中では関連していることがおおいが、特にそこらへんを解説する予定もない。私は思いついたことを書き、あなたは時間を無駄に浪費するだけのものである。そもそもこんな私のページにわざわざアクセスする人なんて物好きしかいないので、そこらへんを前提として記事を書いていいのはwin-winといったところであるかもしれない。Twitterと違って長文で何を書いても怒られない場所というつもりでこの空間を作ったのであるし、読みたい人が読みに来ればいい。

などと言ってはみたものの、手荒な歓迎なんてものをするつもりはもちろんない。読んでいただけるせめてもの感謝として精一杯の読みやすさへの努力は尽くすつもりであるし、一字一句推敲してから世の中に送り出す所存である。

 

 

さて、せっかくブログを開設したので少し自分のことについて話すとしよう。私は自分のことをなんの取り柄もない凡人であると思いながら日々自堕落な生活をしているが、まあこんな自分でも小さい頃から人と違うなぁと実感する点はある。

 

 

 

 

幕の内弁当が食べられない

そもそも幕の内弁当とはどのようなものであるかというと

幕の内弁当 - Wikipedia

のようなものである。わざわざリンクを貼るまでもないほどには日本においてポピュラーな、いわゆるお弁当であろう。なかなか定義が曖昧なところもあるようなので改めてここでは数種類のおかずとご飯が入ったお弁当ということにしておく。

とにもかくにも小さい頃から幕の内弁当が完食できない、もはや少しトラウマになるくらいには幕の内弁当が苦手である。特に思い出深いのは小学校のころのサッカー少年団で、遠征に行く時は必ず昼ごはんが幕の内弁当であった。まあこれに関してはなんの変哲も無い風景である。ただ、好き嫌いがなく特に少食でもなかった自分としては、なぜ毎回1〜2品ほど残してどうにも箸が進まなくなってしまうのか不思議で仕方がなかった。もちろん直接的な原因としては満腹になったからなのだが、どうも満腹になるような量を食べたとも思えない。小学生の私はもはや感情としては食べきれなくて情けないとか悔しいを通り越して、冷静な分析を試みていた。

 

 

 

 夏休みの宿題

 ところで、みなさんは夏休みの宿題は好きであろうか。まあ夏休みの宿題自体が好きだった人はおそらく相当な変わり者であり、今頃東京大学にでも通って日々勉強に邁進していることであろう。

 

www.rbbtoday.com

 

小学生のときに「好きだった夏休みの宿題」「今やるとしたら好きな夏休みの宿題」を聞いたところ、ともに第1位「漢字ドリル」、第2位「計算ドリル」であることがあきらかとなった。

これが統計的に有用かどうかはこの際置いておいて、なんと世の中の人間はドリルが好きらしい。ドリル系が一番嫌いである私にとって、この結果はなかなかに興味深い。まあ漢字ドリルは新しい漢字を学ぶ際に反復練習が必要であるという考えに反対ではないので許そう。計算ドリルは今でも存在意義が本当に分からない。たくさんのできるとわかっている計算を処理させて計算ミスを誘発するだけのものであり、人間にやらせるものではないと私は思っている。

 

とはいえかくいう私もただの1生徒であり、宿題はやらなければ怒られてしまうので渋々8月32日あたりに回答を書き写していた。これを一気に書き写していると不思議なもので途中に謎のテンションが上がる時間がある。いわゆるランナーズハイに似たものであろうか。進捗図的には大体こんなグラフになるであろう。これ自体はただのハイパボリックタンジェントのグラフなので目盛は置いておいて、横軸を時間、縦軸を進捗だと思っていただけるとありがたい。終わりが見えてくると途端にやる気が減衰していることがよくわかる。

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ちなみにこのグラフはなかなかよくできていて、1に漸近はするものの1にはならない。最終的に最後の1ページを残したまま翌日まで遊び当日学校に着いてから焦るところまでをよく表している

さて、この調査ではポピュラーな話題である夏休みの宿題をいつ終わらせるか問題についても触れているが、世の中の人間の過半数が夏休み終盤に奮闘していたようだ。実際のところなぜこうなるかという点に関しては宿題があるかどうかに関わらず任意の人間にとって夏休みは遊ぶためにあるので夏休みは遊ぶからというトートロジー的な理由ではあると思うし、私の体験談も含めそれ以上でもそれ以下でもない気がする。 

 

 

年の終わり

夏の終わりの話をしたので年度の終わりの話でもしよう。年度の終わりといえばいわば別れの季節、旅立ちの季節である。自分がお世話になった先輩の引越しの手伝いに1時間分の労力を割くことを考えてみよう。お世話になった度合いは人によって多かれ少なかれあるだろうが、よほどひねくれた人間でなければそこまで苦しいことではないだろうと思う。

では先輩が卒業するので30人に一言ずつコメントを書かなければならない場合を考えるとどうなるか。1人当たりにかかる時間が平均2分だとして合計では1時間分であり、先ほどのものとあまり変わらない。ただこの作業をするにあたって私は30枚というゴールがすぐには見えない作業に目がくらみ、取り掛かり始める段階で既にHPの5割を持って行かれている気がする。情報系の単語で表すとするならレイテンシが大きいとでも言えようか、なかなかに生きづらいアビリティである。

 

 

 

終わりに

沢山の種類のものが少しづつ出てくる一般的なホテルの夕食も幕の内弁当と同じ理由で苦手である。私が根本的に性格を変えない限りこの苦悩は今後も続くのであろうか、、、